25歳になること

 

24歳最後の日

 

どう過ごそうかと考えたが

結局なんも思い浮かばず

気持ちばかりにいつもより高価な

缶ビールを買って家に帰った

 

いつも通りの日常だ

 

誕生日というものに価値を

見出してたのは何歳までだっただろうか

 

と考えてしまうのは自分が年を取ってしまった証拠だろう、悲しいものだ

 

 

 

今でも去年の誕生日を鮮明に思い出すことができるくらい24歳になってからの1年はあっという間に過ぎてった。

 

この1年…

 

初めて女の人と面と向かって言い争いをした

これはもうこりごりだ

 

おばさんにもなった

甥っ子愛が止まらない

 

そして、初めて付き合ってる時にこの人と将来一緒にいれたら楽しいんだろうなと夢を見させてくれる恋愛もできた

大袈裟だというかもしれないがほんとにそう思ったんだ

 

学生時代、当時の彼氏と別れて大泣きしてるあたしに向かってバイト先のおじさんが言った

「なんでそんなに泣いてるんだ?お前はまだほんとの恋愛なんてしてないだろう」

という言葉を思い出す

 

当時はなんのことだか分からなかったが今ならなにか分かる気がする

今までの自分の恋愛は

“今”だけしかみてなくて

“未来”がなかったなと

 

その“未来”を考えさせてくれた人だからこそ

もっとお互い向き合ってお話したかったな

 

相手はもう自分のことはムカつくし、めんどくさいし顔も見たくないくらい嫌いになっただろうがそれでいい

 

悲しくてほんとにムカついたけど

大好きだったんだよな

 

 

 

 

 

こんなブログ書いてたら日付をまたいでいた

あっという間だ

 

 

人生で初めて自分でタバコを買ってみた

ただの好奇心だ

おそらくもう買うことはない

タバコの銘柄はこれしか知らない

 

ベランダで音楽を聴きながら吸ってみる

 

10月になってしまったがやっと

夏の終わりを感じた

 

 

25歳はもっと大人に

 

そして幸せになるぞ!なってやるぞ!

 

 

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おわり